人口減少社会のインパクトと楽しみ方
人口減少のインパクト
人口は劇的に減って行く
総務省の発表によると、2015年の国政調査で前5年で92万人、95万人の愛媛県の規模が匹敵する。今では、毎年30万都市が消滅し、更にいずれ100万人規模で減少して行く事になりそうだ。
対策は、その場しのぎだからなかなか解決しそうにない、お年寄りの議員達には当面あまり利害がない。税金で歳費を貰い、税金で払った掛金で議員年金を貰う
そんな仕組みを自分達でつくっいる。
人口減少は構造的問題
一人でいても、充実した楽しい人生が
過ごせる!
過去世界各地で人口減少問題が起きたが、いずれも疫病や飢饉によるもので 日本の人口減少問題とは原因が異なる。
若者たちの経済的原因を挙げる事が多いが、明治以降若者が経済的に豊かなであったためしがない。それでも、皆んな結婚し、1920年の最初の国勢調査の約5.000万人からら1億2.000万人まで増えたのだからそれだけを根拠するには無理がある。
社会的規範が希薄になり、自由に生きてみると、一人でも以外と楽しい充実した人生になる事を実感し始めめた事が大きい。
『結婚はまだ?』、『お子さんまだ?』と挨拶がわりに聞かれたりして社会的プレッシャーがかけられ、結婚していないと半人前にみられる事も少ないか全く気にする事も無くなった、、。
生物学的に見ると、人間のが種としての子孫を残す生殖行動と言う生態が変化して来ていると言っていい。
人口減少時代の楽しみ方
人口減少問題は、国家のイノベーションが必要だが、この先これを実現出来るリーダーがいなければならない。
でも、個人的には、悪い事ばかりではない。
仕事には当面困らない
人口減少時代は、当面有効求人倍率が
高止まりして、完全雇用状態が続く。でも潜在成長率は、限りなくゼロに近い状態が続いてもだ。政府は経済政策の結果だと言うが、人口減少が主な要因だと言うべきだろう。
えり好みしなければ比較的自分の自由に
仕事を確保出来る。
従来のライフスタイルを求め、いい大学、いい会社に入り結婚して、閑静な住宅街に住み子供をもうけ、老後を過ごす
と言う価値観なら子供時代から厳しい競争環境に身をおかなければならないことに変わりはない。
インフラが過剰となる
自分の価値観で独自のライフスタイルを楽しもうとするなら、過剰になったインフラを比較的楽に利用出来る。
道路、鉄道など使われなくなる
山間地、原野、田畑などの立派な舗装道路は鹿や猿、猪専用道路となる。
鉄道も採算が取れず、無人駅が増えやがて廃線となる。
住宅の余剰、空き家
首都圏近郊の住宅街、駅からバスで行く不便な場所なら、住宅はただ、土地も解体費をかけ、ただ同然でなければ売れない。
保養地の住宅
温泉付きのマンション、管理費だけでも無理があるから、安くて早く手離したい。
山間地、限界集落
景気浮揚として、国の負債を膨らませながら、先食いの公共事業をして来た。
この先人口が減り、消滅しそうな集落には耕作放棄地や空き家が点在する。
鹿や猪、猿しか通らない道まで立派に舗装されている。
時間や空間を飛び越え活動出来るネット社会、果てしない原野でお隣まで自家用飛行機が必要な程でもない。パン焼き窯やピザ窯を作ったり、音楽の音量を上げても問題にならない。
独自のライフスタイルで、価値観が合うならチャンスはいくらでもあると言っていい。